6月梅雨入り、気持ちや身体も不安定な季節ですね。さつま芋は苗を植える絶好の季節です。僕のような小規模な所でも苗を1万本前後植えるので、雨は欠かせません。昨年度は6月いっぱいに植えれればと思っていましたが、空梅雨で、生育が悪かったのもあり、今年は5月末~6月中旬に植えきるべく、頑張りました(; ・`д・´)

苗床から苗を取るのも結構大変です。5月末から1週間に一度3回に分けて苗取りを行いました。

今年はさつま芋のクオリティを上げるべく雨の日の前日植えをして生育を滞りなくしていこうと、他の大規模農家さんは少しぐらいの枯れなどは気にしませんが、自分ができることといえばこれくらいなので、天気予報とにらめっこの日々、今年も空梅雨かと思われましたが、雨が1週間に1度降ってくれて順調に進み、1回、2回、3回目と苗床から採れる苗も増え、雨後の苗の調子も完璧に近く、予定通り先日定植作業が終了しました。

 

苗植えも苗取りもみんなに手伝っていただいて感謝しきっきりです!ありがとう(T_T)

今年は苗の根づきもよくて、植えているときから綺麗にそろって美しい感じです。

2回目終了時点での畑

3回目定植終了時

今年は昨シーズンより規模を抑えていくつもりでしたが、結局、大差ない感じになりました。違いは在来泉を増やしたこと、美味しいのでいっぱい作りたいと昨年思ったので植えられるだけ植えました!

1回目の除草6/14

雨に恵まれ今シーズン出だしは好調、1回目の除草もしたし、一息つけそうです。

6/15猫のポテトと梅雨

 

年号も変わって令和になり、色々と時代が変化しているのを肌で感じる今日この頃、ご無沙汰しております。昨シーズン(2018年3月~2019年3月)は、色々考えさせられたシーズンでした。

自分が納得して美味しいと思える星芋を作っていくためにどうしたらよいかと日々考えています。

畑の微生物も応援してくれる人も自分達も喜べるような星芋にするには、、、と

ポンと答えが出るものではないですので、昨シーズンからの改善を進めていこうと、まずは畑の方から!

 

毎シーズン種芋が足りなくなり、千葉の池上農園さんから種芋を購入させていただいたのですが、今年初めて自分の種芋の十分な確保ができました。3月末に伏せこみました。苗床用のハウスの土が、陸田に使うような所なので、畝を立てて育苗することにしました。

昨シーズン梅雨明けが早く適期までに苗が足りなくなったので、1畝多めに育苗しました。これで適期に植え付け可能になるはず、、、

もう一つの改善点は紅はるかと在来泉の比率、紅はるかの比率を多くしていたのですが、昨シーズン食べてみて在来泉の星芋のおいしさに改めて気づき、比率を上げていこうと思い立ち、多めに作付けを予定しています。

4月末日の苗の様子、心もとない( ;∀;)

5月の中旬、何とかそろいました。よかった(;^ω^)

もう一つの改善は畑の方、新たな畑の2年目、とりあえず畑の乾燥が良くないのを感じるので、生分解性マルチ(微生物に分解されて土に還る)を張るタイミングをベストにすべく雨の翌日にマルチ張りベストタイミングで張ることができました。追記※(笠間圃場で行われている有機JAS認定圃場とは別の場所で行っております。星芋に関しましては有機JAS指定はうけておりませんのでご理解よろしくお願いいたします。)

マルチを張ったら苗植えの開始、除草剤等は使わないので苗を早く植えて畑を覆ってもらうまでは、管理作業機や手除草をしていきます。これが大変なので、早く植えたいところですが、

露地栽培の場合は雨の前の日にできれば植えたい事情があり、毎日スマホの天気予報とにらめっこです。

 

そんなこんなで2019年もKamosの星芋を応援よろしくお願いいたします!