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Kamosの星芋 6月~8月の毎シーズン表情が違う風景
2024年のさつまいもが星芋になるまで, 干し芋(Kamosの星芋), 日々の出来事, 猫, 雑記みなさまご無沙汰しております。湿度の高い蒸し暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
こちらの夏は、昨シーズンと違い雨が定期的に降ってくれて、作物的には少し息継ぎができる感じで一安心、
ですが昨シーズンの暖冬の影響で露地野菜全般虫が多いシーズンで少し心配しています。
6月なかなか雨がなく後半の苗植えがギリギリになってしまいました。何とか植え終わったのですが、生育が思わしくないところもあり、毎シーズンですが色々考えさせられます。
Kamos本体で葉物を育てる際には、週に何回も種を蒔き、生育を見られるので、ブラッシュアップが他の作物より早くできますが、(それでも大変!)シーズン1回の作物は、その年にできることがやはり1回ということで、後から色々わかってきます。さつまいもを育てて、10年目になりますが、(星芋づくりはまだ日が浅い)まだ10回しか育てられないという事実、10年の年月の気候変動、経験の積み上げも含めて終わることの無い改善が必要となってきます。
だいぶ時間が経ってしまいましたが、6月から8月の風景です!
さつまいもの蔓が伸びきるまでの初期除草が肝心です。丁寧に2回から3.4回除草していきます。入るタイミングが肝
今はもう蔓が伸びて大規模な除草は終わりましたが7月中盤の生育状況、除草も最後くらいの状態です。
在来品種、泉の花、かわいいですが、生育的には良くない傾向、十分に生育できず伸びきれず花をつけてしまっています。在来種の泉はホントに難しい。
来シーズンに向けての緑肥ソルガム、今回は種をより大きく育ちサツマイモの線虫対策もかねて品種に変えて播種しました。
さつまいもは比較的大丈夫ですが、畑も連作すると品質が低下することがあります。(例外あり)毎シーズン1/3くらいの畑は来シーズンの土づくりのため緑肥に当てています。
太く大きく育てて、来シーズンきれいなさつまいもをたくさん収穫できるようにします。
10年栽培を続けてようやくわかることもあり、最初はぼんやりしていたことが具体的にわかってきた。本で読んだことと経験がかみ合って、ようやく自分なりにアレンジができるレベルまでいけたかなと、まだまだガツンと凹まされることも多々あります。がむしゃらな時期から内省的に自分を見つめる余裕が多く作れるようになってきたので、ここからまた1ランク違った世界が見れるようになり、美味しい星芋を届けられるよう頑張っていきたいと思います。
Kamos照沼
以下雑記
令和の米騒動がほんのちょっとしか作っていない私まで余波が来ていますが、ほんとにお米は、慣行の栽培が確立されているので、作ろうと思えば大量に少人数で作れることもあります。農家さんは価格に振り回されがちですが、株と同じで儲かる儲からないで始めるとろくなことが無さそうですね。購入していただける人に喜ばれるお米を作っていきたいと思います。
有機栽培で作るお米(無農薬ではないですが1回除草剤)秋処理のと光合成細菌がうまくかみ合って、過去一素敵な状態になりました。10年でようやく米との向き合い方がみえた気がしています。
地域猫の兄弟も夏は涼しい所でお休み中です。自分もできるだけ夏は無理せず休息するようにしています。
どうなる?いきなりピンチな2024年のKamosの星芋(3月から5月まで)
2024年のさつまいもが星芋になるまで, 干し芋(Kamosの星芋), 猫ずいぶん御無沙汰しております。昨シーズンの星芋完売から、いままであわただしくしておりました。
2023年シーズンは猛暑と豪雨、さらに真冬の暖冬で思った通りの星芋に仕上げるのが正直難しかったので、今後の課題となりました。
2024年シーズンは上記の経験を踏まえて、ブラッシュアップをしていきたいと考えております。ご期待ください。
2024年の3月下旬育苗がスタートしました。今年は育苗床も改良して、パワーアップしました。自家製もみがら燻炭をせっせと作って土が流れないように枠を作って、ちゃんと育苗してる感が出ました。どっと写真でご紹介
しかし、管理を5月頭に半日ミスしてしまい大ピンチ苗を一部焼いてしまい、、、ガーン( ;∀;)
あちゃ~来シーズンは安価な自動換気システム導入しようか検討中
今シーズンは苗購入かと悩みましたが、まずは何とか色々な策試してみようかと。酢酸を取り合えず晴れたら散布してみたり、色々は方策をして管理をかえてみたりしてなんとか下の写真の様になりました。
何とか一命をとりとめてくれました。さつまいも強し!
というか怪我の功名ではないですが、例年より苗の調子がよくなり、初回の苗取りの際に倍くらいの量が採取できました。
2024年畑の方は、昨年の経験をふまえて、土壌分析をしっかりしてミネラルバランスを保つことと、過酷な環境でも適応できるよう色々な菌がたくさん入ったブレンド自家製堆肥を作って散布しました。きのこ廃菌床+米糠+酒粕液+酵母菌+納豆菌+光合成細菌+etc…
作付け後がどんなさつまいもになるか楽しみです!
シーズン最初の苗植えも始まりました!
5月末は雨ふりでしっかり根付いてくれたことでしょう。
少し休んで苗植え後半戦も頑張っていこうと思います!
Kamosの星芋2023~2024年シーズン完売のお知らせ
2023年のさつまいもが星芋になるまで, 干し芋(Kamosの星芋)本日3月23日をもちましてKamosの星芋2023~2024年シーズン完売いたしました。
たくさんのみなさまに、ご購入頂きまして感謝申し上げます。ありがとうございました。
2023年のシーズンは試練の年でありました。過酷な夏の影響や暖冬、自然や状況変化に対応がしきれず、自身の未熟さが身に染みたシーズンでした。
そのような中でも、みなさまの嬉しいお言葉や励ましをいただき、ここまで来ることができました。
星芋はシールに書いてある通り、私達が微生物のお世話(土づくり)をし、微生物がさつまいも育て、収穫、熟成を経て、パートさんや家族に手伝ってもらい加工をし、太陽や風を受けて星芋になり、購入していただいたみなさまのもとに届きます。
小さな微生物からみなさまへ届き、地球までを笑顔にできたらこんなにうれしいことはありません。日々星芋を毎年作り続けられることに感謝しております。
ありがとうございます。
毎シーズン改善をかさねて、地球にもみなさまにも愛される星芋を作り続けていきたいと思っております。
来シーズンの星芋もご期待ください。
Kamosの星芋担当 照沼 康生
追記 ※ふるさと納税返礼品の方が掲載されておりますが、こちらもふるさと納税されてもキャンセルになりますのでご注意ください。