Kamosの星芋 6月~8月の毎シーズン表情が違う風景

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みなさまご無沙汰しております。湿度の高い蒸し暑い日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

こちらの夏は、昨シーズンと違い雨が定期的に降ってくれて、作物的には少し息継ぎができる感じで一安心、

ですが昨シーズンの暖冬の影響で露地野菜全般虫が多いシーズンで少し心配しています。

6月なかなか雨がなく後半の苗植えがギリギリになってしまいました。何とか植え終わったのですが、生育が思わしくないところもあり、毎シーズンですが色々考えさせられます。

Kamos本体で葉物を育てる際には、週に何回も種を蒔き、生育を見られるので、ブラッシュアップが他の作物より早くできますが、(それでも大変!)シーズン1回の作物は、その年にできることがやはり1回ということで、後から色々わかってきます。さつまいもを育てて、10年目になりますが、(星芋づくりはまだ日が浅い)まだ10回しか育てられないという事実、10年の年月の気候変動、経験の積み上げも含めて終わることの無い改善が必要となってきます。

だいぶ時間が経ってしまいましたが、6月から8月の風景です!

さつまいもの蔓が伸びきるまでの初期除草が肝心です。丁寧に2回から3.4回除草していきます。入るタイミングが肝

さつまいもの蔓が伸びきるまでの初期除草が肝心です。丁寧に2回から3.4回除草していきます。入るタイミングが肝

今はもう蔓が伸びて大規模な除草は終わりましたが7月中盤の生育状況、除草も最後くらいの状態です。

在来品種、泉の花、かわいいですが、生育的には良くない傾向、十分に生育できず伸びきれず花をつけてしまっています。在来種の泉はホントに難しい。

来シーズンに向けての緑肥ソルガム、今回は種をより大きく育ちサツマイモの線虫対策もかねて品種に変えて播種しました。

さつまいもは比較的大丈夫ですが、畑も連作すると品質が低下することがあります。(例外あり)毎シーズン1/3くらいの畑は来シーズンの土づくりのため緑肥に当てています。

太く大きく育てて、来シーズンきれいなさつまいもをたくさん収穫できるようにします。

 

10年栽培を続けてようやくわかることもあり、最初はぼんやりしていたことが具体的にわかってきた。本で読んだことと経験がかみ合って、ようやく自分なりにアレンジができるレベルまでいけたかなと、まだまだガツンと凹まされることも多々あります。がむしゃらな時期から内省的に自分を見つめる余裕が多く作れるようになってきたので、ここからまた1ランク違った世界が見れるようになり、美味しい星芋を届けられるよう頑張っていきたいと思います。

 

Kamos照沼

 

以下雑記

令和の米騒動がほんのちょっとしか作っていない私まで余波が来ていますが、ほんとにお米は、慣行の栽培が確立されているので、作ろうと思えば大量に少人数で作れることもあります。農家さんは価格に振り回されがちですが、株と同じで儲かる儲からないで始めるとろくなことが無さそうですね。購入していただける人に喜ばれるお米を作っていきたいと思います。

有機栽培で作るお米(無農薬ではないですが1回除草剤)秋処理のと光合成細菌がうまくかみ合って、過去一素敵な状態になりました。10年でようやく米との向き合い方がみえた気がしています。

地域猫の兄弟も夏は涼しい所でお休み中です。自分もできるだけ夏は無理せず休息するようにしています。

 

 

 

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